▶︎プランナー
形態:会社員 or フリー
売れそうなゲームの企画を考え、仕様書に落とし込み、それを元にしてグラフィックデザイナー、作曲家、プログラマーに指示を出し、ゲームを作っていく人。
随所でテストプレイを行い、ゲームのバランス調整を行う。
満足のいく仕上がりになってはじめて、発売のゴーサインを出す。
ゲーム端末としては家庭用テレビゲーム、パソコンのゲームソフト、スマホのゲームアプリなどがあり、スマホのゲームアプリなら一人で短期間で作り、一人で流通させる事が可能。
プランナーになるには資格は不要で、ゲーム会社に就職してゲームデザインの仕事に就くか、フリーで自らゲームを作って発売するかすればよい。
年収は会社員の場合、一般的な額になるが、フリーの場合、ゲームの売り上げ本数に比例したものとなる(つまり上限がない)。
①遊ぶ
プランナーは「人は何を面白いと感じるか?」を知っている必要がある人。よって、ゲームだけにとどまらず、様々なエンターテイメント(小説、映画、ドラマ、音楽、スポーツなど)を楽しみ、その面白さを体で覚えさせる(実際、良質のゲームにはゲーム以外のジャンルの面白要素が詰め込まれている)。
②企画
ワクワク
ヒラメキが訪れた!
自分が楽しいと感じたものを元に(それらの要素を組み合わせて)、自分独自のゲームのアイデアを考え、企画書にまとめる。
③プランナーになる!
A.ゲーム会社就職ルート
面接官が現れた!
ゲーム会社の面接を受け、プランナーとして就職する。面接の際に作成したゲームの企画書を持参し説明する(これで本気度が伝わり、採用されやすくなる。ほとんどの学生は企画書など作成していない為、一気に有利にことが運ぶ)。
会社員として仕事をした場合、手がけたゲームが、どれだけの本数売れても、昇進することはあっても、収入はそんなには増えない。一攫千金を狙うなら独立するしかない。
B.ゲーム業界専門人材派遣会社就職ルート
面接官が現れた!
ゲーム業界専門人材派遣会社「コンフィデンス」に就職し、派遣先のゲーム会社でゲーム開発を行う。就職ステップは書類審査と面接の2ステップ。このルートの場合、ゲーム会社に就職するのに比べ、開発プロジェクト毎に複数のゲーム会社でのゲーム開発経験を積める(視野が広がる)というメリットがある。また、フリーに比べ、収入が安定している、というメリットもある。
▶︎コンフィデンスに応募する
C.フリーでゲーム開発販売ルート
フリーのゲームクリエイターになるのに資格や学歴は不要。
その気になれば、スマホ用ゲームアプリなど、自分のゲームのアイデアを自らプログラムし、販売する事も可能(もしくはプログラムや絵を描ける仲間を集めゲームを開発し、自らの手で流通させる事も可能)。インディーズゲームで成功するコツは
1)自分の好きなジャンルのゲームを作る(自分がよく遊ぶジャンル=そのジャンルの理解深)
2)小さなゲームを沢山作り経験値を積む(ゲームづくりの勘所を小さなゲーム開発で養う)
3)大手が絶対に作りそうにないものを作る(大手と勝負したら負ける。敵がいない所で勝負)
フリーでゲームをヒットさせたときは、売れた本数に応じて収入が増える(天井なし)。
①企画のネタ集め
自分が面白い!と感じるもの(最新のゲームの独特のルールだったり、本の一節だったり、映画の一場面だったり)をどんどん自分の記憶に蓄積していく。
②テーマ決定
こんなゲームが作りたい!という大雑把なテーマを決める(例:今までにない戦争ゲーム、プレイヤーの悩みを解決していくゲーム、等)
③ヒラメク!
ワクワク
アイデアが現れた!
テーマについて考えていると、ある瞬間、ストックしていた記憶が結びつき、アイデアをヒラメク。
A.売れっ子プランナーコース
手がけたゲームがヒットし、続編を続々と作っていく。
B.リタイヤーコース
ゲームで遊ぶのは楽しいが、ゲームを作るのは決して楽しい作業ではない事に気づき、ゲームデザインの仕事から足を洗う。

「ひたすらマージャンをしてました(笑)」
「期待されているのはゲームをやることでリアルが影響されるものだと思います」

「映画であれば、何かの状況に巻き込まれたキャラクターを「観る」しかないじゃないですか。でもゲームであれば、自分で判断をする。この判断という臨場感は、ほかのメディアにはないんです」
「ゲームの醍醐味って例えば自分がテーブルの上のコーヒーを飲もうとしたらそれを飲めるってことなんです」